三農高で「観光・スマート農業」プロジェクト報告会

2年間の研究結果を報告する生徒
2年間の研究結果を報告する生徒
青森県立三本木農業高(遠藤剛校長)が昨年度から2カ年計画で行っている、三農発「観光・スマート農業」推進プロジェクトの成果報告会が18日、同校で開かれた。生徒は、観光農業とスマート農業の研究成果について、関係団体でつくる同プロジェクト連携協議.....
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 青森県立三本木農業高(遠藤剛校長)が昨年度から2カ年計画で行っている、三農発「観光・スマート農業」推進プロジェクトの成果報告会が18日、同校で開かれた。生徒は、観光農業とスマート農業の研究成果について、関係団体でつくる同プロジェクト連携協議会の委員に説明。今後は、委員の意見を参考に報告書をまとめ、来年2月に青森県知事に報告する。[br][br] プロジェクトは県の提案事業実施制度に選ばれ、観光農業につなげる新たな教育旅行の受け入れモデルの開発と、生産農業と観光農業の両立に向けたスマート農業の開発に、生徒主体で取り組んでいる。[br][br] この日は生徒5人が、2分野についての研究内容と成果を報告。一方、本年度は新型コロナウイルスで、予定していた研究計画の多くが中止になったという。[br][br] 観光農業では、台湾の高校生受け入れや現地調査、台湾の学生とのウェブ交流会などを実施。生徒は「青森での教育旅行の受け入れはインバウンド(訪日外国人客)増加の一つになる。三農のような学校は入り口になり得る」と話した。[br][br] スマート農業では、ドローン技術の習得や画像解析による農作物の生育状況の診断などに取り組み、「先端技術をこれまでの農業学習にプラスすることで農業の面白さをPRし、後継者不足の解消につなげることができる」と語っていた。2年間の研究結果を報告する生徒