防災避難路整備促進を 大間原発三ケ町村協議会、県に要望

三村申吾知事(右から2人目)に要望書を手渡す金澤満春会長(同3人目)ら=21日、青森県庁
三村申吾知事(右から2人目)に要望書を手渡す金澤満春会長(同3人目)ら=21日、青森県庁
大間、風間浦、佐井の3町村で構成する「大間原発三ケ町村協議会」(会長・金澤満春大間町長)は21日、青森県庁に三村申吾知事を訪ね、防災避難路の整備推進を要望した。 原発事故や津波が発生した場合、3町村の住民は下北半島北側の海岸線を走る国道27.....
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 大間、風間浦、佐井の3町村で構成する「大間原発三ケ町村協議会」(会長・金澤満春大間町長)は21日、青森県庁に三村申吾知事を訪ね、防災避難路の整備推進を要望した。[br][br] 原発事故や津波が発生した場合、3町村の住民は下北半島北側の海岸線を走る国道279号と西側の国道338号で避難することとなる。ただ、急カーブや津波浸水想定区域と重なる部分があり、協議会は長年にわたって代替道路の整備を国と県に求めている。[br][br] 要望は冒頭を除いて非公開。金澤会長によると、県は既存農道の活用のほか、本年度に国道279号のバイパスとして事業化が始まった木野部(きのっぷ)工区(むつ市)の取り組みを引き続き進める考えを示した。[br][br] 金澤会長は「大間原発の運転開始時に避難路が間に合うかはかなり厳しい状況。早期に完成できるよう働き掛けたい」と述べた。[br][br] 協議会は今後、国にも同様の要望をする予定。三村申吾知事(右から2人目)に要望書を手渡す金澤満春会長(同3人目)ら=21日、青森県庁