「全校存続」「統合やむなし」県立高校再編 下北地区で意見交換会

青森県教委は18日、県立高校再編第2期実施計画(2023~27年度)の策定に向けた第2回下北地区意見交換会を、むつグランドホテルで開いた。出席した委員からは、地区内の全校存続と統合やむなしの両論の意見が出た。 下北地区の学級数は、22年度が.....
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 青森県教委は18日、県立高校再編第2期実施計画(2023~27年度)の策定に向けた第2回下北地区意見交換会を、むつグランドホテルで開いた。出席した委員からは、地区内の全校存続と統合やむなしの両論の意見が出た。[br][br] 下北地区の学級数は、22年度が4校で14学級。第2期実施計画の5年間で計2学級の減少が見込まれている。[br][br] 第1回意見交換会で出た意見を基に、県教委が作成したシミュレーションは▽全学校を配置▽大湊とむつ工業を統合して新設校を設置▽第3期実施計画で、田名部を含むむつ市内の3校を統合して新設校を設置―の3パターン。いずれも地域校である大間の2学級維持が前提のため、大間以外で計2学級の減少を検討することになる。[br][br] 委員からは田名部、大湊、むつ工のむつ市内3校について「それぞれの役割があり、バランスが取れている」として統合せずに存続させることを求める声が上がった。[br][br] 一方、統合によって規模が大きい学校を新設し、生徒が進学したいと思えるように部活動や学習活動の充実を図るべきだ―との意見もあった。[br][br] 今月1日から県内6地区で行ってきた第2回意見交換会はこの日で終了。第3回は来年2月に行う予定。