新幹線 東京―新青森1往復減/JR東ダイヤ改正

JR東日本盛岡支社は18日、来年3月13日に実施するダイヤ改正の概要を発表した。東京―新青森間の新幹線は1日当たりの運行本数を1往復減らし、上り20本、下り21本の計41本となる。青森県内を通る新幹線の本数が減少するのは、2002年の八戸開.....
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 JR東日本盛岡支社は18日、来年3月13日に実施するダイヤ改正の概要を発表した。東京―新青森間の新幹線は1日当たりの運行本数を1往復減らし、上り20本、下り21本の計41本となる。青森県内を通る新幹線の本数が減少するのは、2002年の八戸開業以来初めて。同支社は「新型コロナウイルスで中長距離の需要が著しく減少している。コスト削減も含め判断した」としている。[br][br] 運転が取りやめとなるのは、今年3月のダイヤ改正で増発された上下7本のうちの東京発午後4時28分と新青森発午前11時20分の1往復。一方、上野―大宮間の最高速度引き上げに伴い、東京―新青森間の最短の所要時間は1分短縮の2時間58分となる。[br][br] 在来線では、八戸線の鮫―八戸間で上下計3本を増発し、朝夕の混雑解消を図る。大湊線は青い森鉄道と直通運転する上下10本のうち、4本を取りやめる。[br][br] 今回のダイヤ改正を受け、県交通政策課の担当者は「JR東には青森への誘客や新幹線、在来線の利便性向上を働き掛けたい。コロナ収束後に観光やビジネスで多く人に訪れてもらえるよう関係者と連携し、しっかり取り組んでいく」と話した。