23年春稼働へ工事の安全祈願/三沢・新ごみ焼却施設

くわ入れをする小桧山吉紀市長=15日、三沢市
くわ入れをする小桧山吉紀市長=15日、三沢市
老朽化した三沢市清掃センターごみ焼却施設の新施設建設工事が本格化する。同センター敷地内で15日、安全祈願祭が開かれ、市の関係者や施工業者らが工事中の安全を祈った。市は2022年度内の完工、23年4月の稼働開始を目指す。 市によると、新施設は.....
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 老朽化した三沢市清掃センターごみ焼却施設の新施設建設工事が本格化する。同センター敷地内で15日、安全祈願祭が開かれ、市の関係者や施工業者らが工事中の安全を祈った。市は2022年度内の完工、23年4月の稼働開始を目指す。[br][br] 市によると、新施設は鉄骨鉄筋コンクリート造り5階建て、延べ床面積約5583平方メートル。焼却能力は1日52トン(26トン×2炉)で、24時間稼働する。[br][br] 建設工事の総事業費は81億3560万円で、国の防衛施設周辺民生安定施設整備事業補助金を活用。荏原環境プラント(東京)と中屋敷建設、鈴木建設工業(ともに三沢市)で構成する共同企業体が請け負う。[br][br] 工事は昨年12月に開始。これまで、建設予定地にあった計量棟や車庫棟、混焼施設の解体を進めてきた。[br][br] 安全祈願祭には、小桧山吉紀市長や東北防衛局の佐藤彰悦企画部次長ら約30人が出席。小桧山市長は「最先端の処理システムを導入するほか、太陽光発電を活用した自然エネルギーの利用などで、地球温暖化防止に貢献できる施設。これまで以上に安定した、質の高い廃棄物処理体制を市民に提供できる」とあいさつした。くわ入れをする小桧山吉紀市長=15日、三沢市