空自三沢に「第301飛行隊」発足 F35A運用、2飛行隊体制に

久保田隆裕司令(左)から指揮官旗を受ける井田好彦2等空佐=15日、航空自衛隊三沢基地(第3航空団司令部渉外室提供)
久保田隆裕司令(左)から指揮官旗を受ける井田好彦2等空佐=15日、航空自衛隊三沢基地(第3航空団司令部渉外室提供)
航空自衛隊三沢基地第3航空団に配備されたF35Aステルス戦闘機を運用する「第301飛行隊」が15日、同基地に新たに編成された。新編により、同基地ではF35Aを運用中の「第302飛行隊」と合わせて2飛行隊体制となった。同基地へのF35Aの総配.....
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 航空自衛隊三沢基地第3航空団に配備されたF35Aステルス戦闘機を運用する「第301飛行隊」が15日、同基地に新たに編成された。新編により、同基地ではF35Aを運用中の「第302飛行隊」と合わせて2飛行隊体制となった。同基地へのF35Aの総配備機数は現在、2019年4月に墜落した機体を除き21機。空自は来年度、さらに6機を同基地に追加し、両飛行隊に配備する計画だ。[br][br] 第301飛行隊は空自百里基地(茨城県小美玉市)に所属していた部隊。本年度で退役するF4戦闘機を運用していたが、F35Aに機種更新し、三沢基地へ移駐した。[br][br] 第3航空団司令部渉外室によると、三沢基地では新編に伴い、15日付で飛行隊員や整備などに携わる隊員ら計約180人を増員。これにより同基地の定員は約2950人となった。[br][br] 15日は基地内で記念式典が開かれた。新型コロナウイルス感染症対策のため、報道陣には非公開だった。[br][br] 同渉外室によると、来賓約10人と隊員約180人が出席した。久保田隆裕・同基地司令兼第3航空団司令が、第301飛行隊長の井田好彦2等空佐に指揮官旗を授与。「第301飛行隊の今後の戦力化は空自の精強化に直結しているとの誇りを持ちつつ、一人一人がそれを第3航空団の任務と捉え、一致団結し前進してもらいたい」と隊員に訓示した。[br][br] 新編に当たり、三沢市の小桧山吉紀市長は「日本の平和と安定のため、安全第一で任務に励んでほしい」とコメントした。久保田隆裕司令(左)から指揮官旗を受ける井田好彦2等空佐=15日、航空自衛隊三沢基地(第3航空団司令部渉外室提供)