大島氏が歴代最長タイ/衆院議長在任2029日

大島理森衆院議長(74)は11日、明治憲法下の帝国議会を含めた議長の通算在任日数が2029日に達し、2003年11月~09年7月に務めた河野洋平氏(83)と並んで歴代最長タイとなった。議長は衆院選ごとに選出されるのが慣例で、新型コロナウイル.....
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 大島理森衆院議長(74)は11日、明治憲法下の帝国議会を含めた議長の通算在任日数が2029日に達し、2003年11月~09年7月に務めた河野洋平氏(83)と並んで歴代最長タイとなった。議長は衆院選ごとに選出されるのが慣例で、新型コロナウイルス感染拡大の影響で衆院の早期解散・総選挙を見送る流れが強まる中、大島氏が最長記録を更新し続ける見通しだ。[br][br] 大島氏は15年4月、前議長の故町村信孝氏の病気療養による辞任に伴い、青森県選出の衆院議員として初めて議長に就任した。[br][br] 前天皇陛下(上皇さま)の退位に向けた特例法の与野党協議をまとめるなどし、17年衆院選後の特別国会の議長選挙で異例の再選を果たした。[br][br] 「安倍一強」とされた当時の政治状況で、森友学園への国有地売却に関する財務省の決裁文書改ざんなどに関して「民主主義の根幹を揺るがす」と異例の所感を公表し、政府に再発防止を求めるなど存在感を発揮してきた。[br][br] 今年は日本の議会開設130年の節目。衆院議長を務めたのは大島氏で61人目となる。