【八戸飲食店クラスター】従業員がフットサル大会参加 翌日うち1人陽性判明

八戸市内で新型コロナウイルスの飲食店クラスター(感染者集団)が発生したメンズパブの従業員が、6日に市内で開かれたフットサル大会に出場していたことが10日、分かった。人数は不明だが、このうち1人が大会翌日にPCR検査で陽性が確認された。県は1.....
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 八戸市内で新型コロナウイルスの飲食店クラスター(感染者集団)が発生したメンズパブの従業員が、6日に市内で開かれたフットサル大会に出場していたことが10日、分かった。人数は不明だが、このうち1人が大会翌日にPCR検査で陽性が確認された。県は10日の会見で、大会参加者の一部が濃厚接触者として検査を受けたことを明らかにした上で、現時点で全員が陰性だったと説明している。[br][br] 県は感染が確認された従業員が大会に参加していたことを把握しており、「保健所が調査を進め、濃厚接触と判断した人については検査を終えた」とした。検査対象となった人数については明らかにしていない。[br][br] 主催者によると、大会には約80人が参加。会場では、選手に検温や手の消毒を徹底させるなどの対策をとっていた。7日に参加した従業員の感染が確認されたことを受け、保健所に参加リストやスケジュールを伝え、ほかの参加者にも連絡したという。[br][br] 主催者は取材に「大会1、2週間前からの行動歴や体温を書面で提出させるなど、最大限の警戒をするべきだった」と述べた。[br][br] 一方、メンズパブでは、新型コロナに感染した従業員がいると保健所から連絡を受け、5日を最後に営業を休止。従業員らがPCR検査を受けているさなかの大会参加だった。[br][br] 参加者の中には自身への感染を危惧して保健所に連絡するも、濃厚接触者には当たらない―と言われ、検査対象にはならず、不安を募らせている人もいるという。