市営合葬墓整備へ 24年度供用目指す/十和田市議会一般質問

十和田市議会は一般質問最終日の9日、2議員が登壇した。小山田久市長は、社会情勢の変化や価値観の多様化に伴い、墓に求められる役割が変化しているとして、市営の合葬墓の整備に着手することを明らかにした。2024年度の供用開始を目指す。 市が昨年度.....
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 十和田市議会は一般質問最終日の9日、2議員が登壇した。小山田久市長は、社会情勢の変化や価値観の多様化に伴い、墓に求められる役割が変化しているとして、市営の合葬墓の整備に着手することを明らかにした。2024年度の供用開始を目指す。[br][br] 市が昨年度に実施した市民アンケートでは、合葬墓の整備または検討を求める回答が8割に上っていた。これを受け市は、すでに開設または整備を進めている弘前、青森、八戸の3市の例を参考に、今年10月をめどに基本方針を取りまとめることとしていた。[br][br] 小山田市長によると、基本方針では、市民誰もが利用でき、将来に負担を掛けない施設と管理方法にすることなどを盛り込んだ。[br][br] 小山田市長は「自身の死後に不安を覚える市民が増えている。憩いと安らぎを感じられるような市民の墓にしたい」と述べた。[br][br] 市は来年度に庁内検討委員会を開催し、設置場所や規模を選考、基本計画などを策定する。