新貝へい死25%で平年超え/陸奥湾ホタテガイ

青森県は1日、2020年度秋季陸奥湾養殖ホタテガイ実態調査の結果を発表した。新貝のへい死率は25・0%(平年値14・6%)、貝殻の欠けや内面着色などを含む異常貝率は14・7%(7・3%)と共に平年を上回り、保有枚数が1億37万枚と生産維持に.....
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 青森県は1日、2020年度秋季陸奥湾養殖ホタテガイ実態調査の結果を発表した。新貝のへい死率は25・0%(平年値14・6%)、貝殻の欠けや内面着色などを含む異常貝率は14・7%(7・3%)と共に平年を上回り、保有枚数が1億37万枚と生産維持に必要な目安(1億4千万枚)に届かなかった。[br][br] 調査は、10月下旬から11月初旬にかけて陸奥湾内の10漁協を対象に、成育状況や今後の保有枚数の見込みなどを聞き取った。[br][br] へい死率が高かった理由として8、9月の高水温でホタテガイが衰弱したことや、貝に付着したサンカクフジツボによる影響などが考えられるという。[br][br] 一方、稚貝のへい死率は6・3%(4・5%)、異常貝率は2・4%(3・2%)で、保有枚数は15億8526万枚(目安15億592万枚)だった。