サケとば作りに挑戦 硬い骨や皮に悪戦苦闘/種市中2年生

漁協組合員の指導を受けて包丁を使う生徒
漁協組合員の指導を受けて包丁を使う生徒
洋野町立種市中(松岡聡校長)の2年生59人は11月30日、町内の宿戸漁港荷さばき場で、サケとば作りの体験会を開催し、生徒が慣れない包丁仕事に挑戦して漁業や水産物加工に理解を深めた。 統合前の旧宿戸中で恒例だった行事を種市中が引き継ぐ形で実施.....
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 洋野町立種市中(松岡聡校長)の2年生59人は11月30日、町内の宿戸漁港荷さばき場で、サケとば作りの体験会を開催し、生徒が慣れない包丁仕事に挑戦して漁業や水産物加工に理解を深めた。[br][br] 統合前の旧宿戸中で恒例だった行事を種市中が引き継ぐ形で実施。今回も種市南漁協(吹切信夫組合長)が全面協力した。[br][br] 初めに組合員が「数年掛けて地元に戻ってきてくれたサケです。感謝の気持ちを込めて、大事に加工してください」と話してさばき方を詳しく説明した。[br][br] 雨がっぱを着込んで作業に臨んだ生徒たちは、サケの硬い骨や皮に悪戦苦闘。なんとかさばき終えると、ビニールひもにつるして満足げな笑顔を見せていた。[br][br] 今回作ったサケとばは学校に持ち帰って干し、漁協で保管した後に来年度の学校行事で保護者らに販売する予定。漁協組合員の指導を受けて包丁を使う生徒