青城運送(八戸)が事業停止、自己破産申請へ/負債額3億6千万円

民間信用調査会社の帝国データバンク八戸支店によると、八戸市の一般貨物運送業「青城運送」(河村高一代表)は30日に事業を停止し、事後処理を熊谷清一弁護士(同市)に一任、自己破産申請の準備に入った。負債額は約3億6千万円で、現時点の債権者数は金.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 民間信用調査会社の帝国データバンク八戸支店によると、八戸市の一般貨物運送業「青城運送」(河村高一代表)は30日に事業を停止し、事後処理を熊谷清一弁護士(同市)に一任、自己破産申請の準備に入った。負債額は約3億6千万円で、現時点の債権者数は金融機関を含め約90人。同日付で約40人の従業員を全員解雇した。[br][br] 青城運送は1976年に設立。農協や建材業者、飲料関連企業などを得意先とし、青果、清涼飲料水、建材、食料品、雑貨など多様な品目を輸送してきた。[br][br] ただ、車両などの設備投資の負担が重くのし掛かり、借入金を抱えた運営が常態化。2015年には取引銀行間のバンクミーティングにより、金融債務の元金据え置き措置を受けた。[br][br] その後、再建に向けて動き出していたが、他社との競合もあって業績改善は進まず、経営の先行きの見通しが立たなくなったため、事業継続を断念した。