「拙速審議、不安残る」立民田名部氏、種苗法改正案に反対/参院農水委

立憲民主党の田名部匡代参院議員は26日の参院農林水産委員会で、種苗法改正案に関する質問で「拙速な審議では関係者の不安が残ったままになる」と政府側の対応を批判、反対する姿勢を強調した。 改正案では、農家が収穫物から種などを採取し次の栽培に用い.....
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 立憲民主党の田名部匡代参院議員は26日の参院農林水産委員会で、種苗法改正案に関する質問で「拙速な審議では関係者の不安が残ったままになる」と政府側の対応を批判、反対する姿勢を強調した。[br][br] 改正案では、農家が収穫物から種などを採取し次の栽培に用いる「自家増殖」の一部制限などを盛り込む。許諾料の負担増も不安視され、田名部氏は「きちんと理解を求める努力が十分尽くされたとは言えない状況だ」と指摘した。[br][br] 野上浩太郎農林水産相は答弁で「運用の趣旨を今後も丁寧に説明したい」と理解を求めた。自家消費としての家庭菜園といった範囲では自家増殖の対象外にならないとも強調した。