三沢―羽田線4便継続へ運営委/JALと県、市

10月から始まった三沢空港発着の東京(羽田)線の1日4便運航を確かなものとするため、日本航空と青森県、三沢市は12月、3者の代表が定期的に事業の実績確認や効果の検証を行う「ステアリングコミッティ」を立ち上げる。三沢―東京線の利用促進に向けて.....
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 10月から始まった三沢空港発着の東京(羽田)線の1日4便運航を確かなものとするため、日本航空と青森県、三沢市は12月、3者の代表が定期的に事業の実績確認や効果の検証を行う「ステアリングコミッティ」を立ち上げる。三沢―東京線の利用促進に向けて連携を密にし、現時点では暫定的な4便運航の常態的な継続を目指す。3者は同18日、市内で初会合を開く予定。[br][br] 小桧山吉紀市長が11月24日の定例記者会見で、設置について明らかにした。[br][br] ステアリングコミッティは、プロジェクトの運営を行う運営委員会のことで、市によると、小桧山市長、日航と県のトップ級の計3人による会議の形態を取る。四半期ごとに集まり、3者が三沢―東京線の状況などを把握し、連携して進める事業を検証する。[br][br] 三沢―東京線は、羽田空港発着枠を地方空港が競う国土交通省の政策コンテストにより、3便運航からの増便が決定。評価の結果が僅差だった三沢と下地島(沖縄)は2021年3月末から1年間、配分先の決定に向けた「トライアル運航」を行う。[br][br] 3者は今後、ステアリングコミッティを中心に、政策コンテストで国に共同提案した利用者増へのアイデアに基づく事業の進捗(しんちょく)を確かめながら、弱点の補強を図り、4便体制の維持につなげる方針。