小学生に読み聞かせで地域貢献 久慈工高が「いわてユネスコ賞」受賞

いわてユネスコ賞の表彰を受ける図書委員会委員
いわてユネスコ賞の表彰を受ける図書委員会委員
岩手県立久慈工業高の図書委員会は、岩手県ユネスコ協会連盟の「第25回いわてユネスコ賞」を受賞した。2014年から村立野田小で実施している本の読み聞かせ活動が、世代間交流や地域貢献につながっているとして評価された。 活動は、地域のために何かで.....
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 岩手県立久慈工業高の図書委員会は、岩手県ユネスコ協会連盟の「第25回いわてユネスコ賞」を受賞した。2014年から村立野田小で実施している本の読み聞かせ活動が、世代間交流や地域貢献につながっているとして評価された。[br][br] 活動は、地域のために何かできないか―との当時の生徒の思いをきっかけにスタート。1~3年の12人で組織する図書委員会が、村内の読み聞かせ団体の指導を受けて練習を重ね、毎月1回、同小の各クラスで読み聞かせしている。[br][br] 活動は7年間続いており、現在のメンバーには、かつて小学校で読み聞かせを聞いた生徒もいるという。[br][br] 17日は同連盟の遠藤洋一副会長が同校を訪問し、生徒に賞状を手渡した。委員長の3年橋本涼太さんは「先輩から引き継いできた活動が認められてうれしい。今後も子どもたちに本を読む楽しさを伝えたい」と話していた。[br][br] いわてユネスコ賞は、県内の生徒、児童や指導者を対象としており、本年度は10団体・個人を選んだ。いわてユネスコ賞の表彰を受ける図書委員会委員