十和田湖・奥入瀬渓流を世界遺産に 地元9団体が「推進研究会議」設立

十和田湖と奥入瀬渓流の世界遺産登録を目指す研究会議の設立総会=19日、十和田市
十和田湖と奥入瀬渓流の世界遺産登録を目指す研究会議の設立総会=19日、十和田市
十和田湖と奥入瀬渓流の世界遺産登録を目指そうと、十和田市などの民間9団体が19日、「登録推進研究会議」を設立した。専門家を招いた研修会などを通して、登録へ向けた具体的な課題を探る。 同研究会議は、十和田湖畔や奥入瀬渓流周辺の観光団体、町内会.....
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 十和田湖と奥入瀬渓流の世界遺産登録を目指そうと、十和田市などの民間9団体が19日、「登録推進研究会議」を設立した。専門家を招いた研修会などを通して、登録へ向けた具体的な課題を探る。[br][br] 同研究会議は、十和田湖畔や奥入瀬渓流周辺の観光団体、町内会、漁協などで組織。青森県や市、秋田県小坂町などとの連携も視野に入れる。[br][br] 事務局を担当するNPO法人「十和田奥入瀬郷(くに)づくり大学」によると、今後は自然遺産や文化遺産、複合遺産などさまざまな可能性を検討していくという。[br][br] 同日は同市の西コミュニティセンターで設立総会が開かれた。同研究会議メンバーのほか、国や青森県、市関係者らが出席し、事業の進め方や活動方針などを確認した。[br][br] 会長には十和田湖国立公園協会の中村秀行理事長を選んだ。不在だった中村会長に代わって取材に応じた、副会長で同協会の宮信副理事長は「(登録は)私たちの時代では難しいかもしれないが、次の世代にバトンタッチできるように知識を吸収していく」と話した。十和田湖と奥入瀬渓流の世界遺産登録を目指す研究会議の設立総会=19日、十和田市