雪害想定し道路交通確保訓練/青森河川国道事務所など

大雪で立ち往生した大型車両のけん引手順を確認した訓練
大雪で立ち往生した大型車両のけん引手順を確認した訓練
国土交通省青森河川国道事務所(一戸欣也所長)は11日、八戸防災ステーションで、大雪災害時の道路交通確保訓練を行い、関係者約40人が、通行止めや車両移動とけん引の手順を確認し、冬季の安全への意識を高めた。 訓練は4年前から青森県内で実施してお.....
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 国土交通省青森河川国道事務所(一戸欣也所長)は11日、八戸防災ステーションで、大雪災害時の道路交通確保訓練を行い、関係者約40人が、通行止めや車両移動とけん引の手順を確認し、冬季の安全への意識を高めた。[br][br] 訓練は4年前から青森県内で実施しており、八戸市では初めて。同事務所八戸国道出張所は、国道45号と104号の計81・7キロを管理、除雪する。[br][br] 訓練は、大雪の影響で10トントラックが動けなくなり、上下2車線をふさいだことを想定。事故発生を防ぐため、通行止めの呼び掛けや後続車両への移動指示、運転者不在時の対応を確認。さらに、立ち往生した車両のけん引とドローンを用いた広域の安全確認も連携して行った。[br][br] 訓練後、一戸所長は「事故や災害時の迅速な対応は、緊急車両の通行、人命救助につながる。効率よく安全確保に努めてほしい」と講評した。[br][br] この日は、安全祈願祭と除雪機械出動式も行われ、23年にわたりオペレーターとして除雪作業に貢献した寺下建設の加登克政さんを表彰した。大雪で立ち往生した大型車両のけん引手順を確認した訓練