九戸村と日本郵便が包括連携協定締結 住民の見守り活動や災害時協力など

協定書に署名した晴山裕康村長(右)と山本美樹雄局長
協定書に署名した晴山裕康村長(右)と山本美樹雄局長
九戸村と日本郵便は9日、包括連携協定を結んだ。主に村内の伊保内、江刺家、戸田の3郵便局職員が業務中に住民の異変に気づいた場合に関係機関へ通報するほか、郵便局のネットワークを活用した地域活性化支援などを展開する。 協定は▽安心・安全な暮らしの.....
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 九戸村と日本郵便は9日、包括連携協定を結んだ。主に村内の伊保内、江刺家、戸田の3郵便局職員が業務中に住民の異変に気づいた場合に関係機関へ通報するほか、郵便局のネットワークを活用した地域活性化支援などを展開する。[br][br] 協定は▽安心・安全な暮らしの実現▽地域経済活性化▽地方創生―など5項目が柱で、住民の見守り活動や災害時の相互協力などを盛り込んでいる。加えて、今後、村と郵便局が年1回協議の場を設けて取り組み計画を作成し、村の状況や課題に応じて活動を実施する。[br][br] 村公民館で行われた締結式では、晴山裕康村長と伊保内郵便局の山本美樹雄局長が協定書に署名した。晴山村長は「村内には1人暮らしの人も多く、郵便局による高齢者や子どもの見守り活動は心強い」と強調。山本局長は「少子高齢化が進む中、村の現状に即した実効性のある取り組みを展開したい」と述べた。協定書に署名した晴山裕康村長(右)と山本美樹雄局長