袋詰めで生花より長持ち あおもり花工房(六ケ所)が新商品

バラなどを袋詰めにした新商品をお披露目する横町芳隆社長=12日、六ケ所村のあおもり花工房
バラなどを袋詰めにした新商品をお披露目する横町芳隆社長=12日、六ケ所村のあおもり花工房
六ケ所村尾駮で鉢花などの生産を行うあおもり花工房(横町芳隆社長)は12日、バラなどを袋詰めした新商品「(仮称)エアローズ」など3種を、報道陣にお披露目した。独自の除菌処理を施しており、通常の生花よりも長く観賞できるのが特長。水やりの手間も不.....
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 六ケ所村尾駮で鉢花などの生産を行うあおもり花工房(横町芳隆社長)は12日、バラなどを袋詰めした新商品「(仮称)エアローズ」など3種を、報道陣にお披露目した。独自の除菌処理を施しており、通常の生花よりも長く観賞できるのが特長。水やりの手間も不要で、販売店舗として花店だけでなく、新たな販路開拓も見込んでいる。[br][br] 同社は八戸中央青果が設立した子会社。同所で花卉(かき)栽培工場を営んでいた企業が撤退したのに伴い、6月に村の誘致企業として事業を引き継いだ。[br][br] 新商品は除菌したバラやミニバラ、多肉植物を透明な袋で包んでいる。大きさはペットボトルサイズで持ち運びが可能。生花を観賞できる期間は通常1週間程度だが、この商品は2倍以上長持ちするという。[br][br] 水やりが要らず、従来の流通でネックとなる管理の手間が省けるのも特長。商品名称とラベルは今後正式決定する方針。販売価格は500円程度で、年明けの流通開始を目指している。[br][br] 横町社長は取材に「この商品で、気軽に花を買ってプレゼントできる。日常に花がある生活にしてもらいたい」と力を込めた。バラなどを袋詰めにした新商品をお披露目する横町芳隆社長=12日、六ケ所村のあおもり花工房