目の不自由な人、どう案内する?/六戸小でアイマスク体験講座

アイマスクを着けた同級生を案内する児童
アイマスクを着けた同級生を案内する児童
六戸町立六戸小(山内亮悦校長)の4年生36人が4日、同校でアイマスク・ガイドヘルプ体験を行った。目隠ししながら校内を移動するなどして目の不自由な人の生活に理解を深め、どんな手助けと声掛けが必要かを考えた。 同体験は、町社会福祉協議会(田中孝.....
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 六戸町立六戸小(山内亮悦校長)の4年生36人が4日、同校でアイマスク・ガイドヘルプ体験を行った。目隠ししながら校内を移動するなどして目の不自由な人の生活に理解を深め、どんな手助けと声掛けが必要かを考えた。[br][br] 同体験は、町社会福祉協議会(田中孝雄会長)の出前講座の一環で、子どもに福祉や障害などへの関心を高めてもらうことを目的に開いた。[br][br] この日は、青森県立八戸盲学校の松尾穣司教諭が、白杖(はくじょう)など視覚障害者が用いる道具や子どもたちの学校生活の様子、障害者スポーツを紹介した。[br][br] 続いて、子どもたちは2人1組になり、アイマスクを着けた1人を、もう1人がガイド役として肘をつかませて誘導し、廊下と階段を歩いた。ガイド役は周囲の状況を説明しながら慎重に案内していた。[br][br] 久田桜花さん(10)は「アイマスクでの移動は大変だったが、誘導する側もしっかり気を配らないといけないと知った。白杖を持って困っている人を見掛けたら、手助けできるようになりたい」と話した。[br][br] 講座は町立大曲小でも開かれる予定。アイマスクを着けた同級生を案内する児童