ものづくりの楽しさ体験 6職種のマイスターら指導/おいわせ町木ノ下中

大豆やこうじなどに種みそと水を混ぜ合わせる方法を相談して考える生徒
大豆やこうじなどに種みそと水を混ぜ合わせる方法を相談して考える生徒
青森県職業能力開発協会(勝又貞治会長)は6日、おいらせ町立木ノ下中(長末道夫校長)で、ものづくりの魅力講座を開いた。1年生約110人が、厚生労働省から「ものづくりマイスター」に認定された6職種の“達人”の指導を受けながら、オリジナルマスクや.....
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 青森県職業能力開発協会(勝又貞治会長)は6日、おいらせ町立木ノ下中(長末道夫校長)で、ものづくりの魅力講座を開いた。1年生約110人が、厚生労働省から「ものづくりマイスター」に認定された6職種の“達人”の指導を受けながら、オリジナルマスクや組子コースターといった各職種の技能を生かした製作体験に挑戦し、ものづくりの楽しさを体感した。[br][br] ものづくりの魅力発信や子どもたちの勤労観・職業観を養う狙いで、2014年度から実施している。[br][br] 同日は、八戸市や同町など5市町の事業所に所属する、造園、和裁、みそ製造、酒造、建築大工、建具製作の6職種のマイスターや補助員計14人が来校。職種別に分かれて指導に当たった。[br][br] このうち、みそ製造職種の教室では、生徒14人が甲文醤油合名会社(八戸市)代表社員の山田英嗣さんに教わり、米みそ作りに挑戦。大豆やこうじなどに種みそと水を混ぜ合わせる際、山田さんが「どうすればよく混ざるのかを考えてやってごらん」と促すと、生徒たちは相談しながら方法を考え、作業の手を進めた。[br][br] 仕込んだみそは、1年ほど熟成させると完成する。木村あみなさん(13)は「みそを造る工程を初めて知った。できた時はすぐに食べたい」と感想を述べた。[br][br] 建築大工職種の教室では、畑中工務店(十和田市)代表の畑中久夫さんら4人の指導の下、26人が本棚作りやかんな掛けを体験。生徒たちは、手伝ってもらうなどしながら製作に熱中し、一つの物を作り上げる喜びを感じていた。大豆やこうじなどに種みそと水を混ぜ合わせる方法を相談して考える生徒