品質管理強化へ冷蔵施設増設/八戸中央青果など

八戸市中央卸売市場敷地内に建設が進む低温管理棟=5日
八戸市中央卸売市場敷地内に建設が進む低温管理棟=5日
八戸市中央卸売市場の卸売会社・八戸中央青果(横町芳隆社長)を主体とする協同組合八戸バナナ加工センター(理事長・横町社長)は、12月中の供用開始を目指し、市場内に新たな低温管理棟を整備している。バナナだけでなくナガイモやゴボウ、大根なども保管.....
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八戸市中央卸売市場の卸売会社・八戸中央青果(横町芳隆社長)を主体とする協同組合八戸バナナ加工センター(理事長・横町社長)は、12月中の供用開始を目指し、市場内に新たな低温管理棟を整備している。バナナだけでなくナガイモやゴボウ、大根なども保管し、品質管理の強化と安定供給を図る。[br][br] 同センターは、八戸中央青果や仲卸業者など4社が出資し、2007年に設立。市場内の施設でバナナを中心とした青果物の保管・熟成から加工、包装までを一貫して手掛けている。[br][br] 新たな施設は、鉄骨造り一部2階建てで、延べ床面積1519平方メートル。総工費は3億4200万円で、うち2億4千万円を商工中金が融資した。既存施設をL字形に囲む形で、冷蔵保管施設やパッケージ作業室、荷さばき所や荷下ろし用の上屋などを増設する。[br][br] 横町社長は取材に「冷蔵設備の需要は高まっており、新たな施設整備は組合員の利便性向上に寄与する」と意義を強調した。八戸市中央卸売市場敷地内に建設が進む低温管理棟=5日