水揚げに備えやな設置/馬渕川さけ・ます増殖漁協

馬淵川にやなを設置する組合員=6日、南部町
馬淵川にやなを設置する組合員=6日、南部町
南部町の馬淵川でサケの捕獲、採卵事業を担う「馬渕川さけ・ます増殖漁協」(松本福松組合長)は6日、同町下名久井の漁協施設前の川に、サケを捕獲するための仕掛け「やな」の設置を始めた。7日までに完了し、8日から水揚げを始める予定。 6日は組合員1.....
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 南部町の馬淵川でサケの捕獲、採卵事業を担う「馬渕川さけ・ます増殖漁協」(松本福松組合長)は6日、同町下名久井の漁協施設前の川に、サケを捕獲するための仕掛け「やな」の設置を始めた。7日までに完了し、8日から水揚げを始める予定。[br][br] 6日は組合員15人ほどが集まり、午前8時ごろから作業を開始。川の流れを遮るように鉄製のやなを設置していった。[br][br] サケの遡上(そじょう)状況について、松本組合長は「現状ではあまり数がいないようだ」と説明。11月中旬をピークと見込んでおり、「時期を逃さず捕獲できるようにしたい」と述べた。[br][br] 同漁協は例年9~12月ごろに採捕事業を行うが、過去2年間は、組織内部の対立が引き金となり、休止や期間短縮が続いていた。今季も事業の前提となる近隣内水面関係団体の同意取得が難航。関係者が調整を続けて同意にこぎ着け、今月2日に県の特別採捕許可を得ていた。馬淵川にやなを設置する組合員=6日、南部町