大平中の高橋さん・立花さんペア県王者に/県秋季中学ソフトテニス男子個人戦

青森県秋季中学生ソフトテニス選手権大会の男子個人戦を制した大平の高橋煌星さん(左から3人目)と立花珀光さん(同4人目)
青森県秋季中学生ソフトテニス選手権大会の男子個人戦を制した大平の高橋煌星さん(左から3人目)と立花珀光さん(同4人目)
青森市で開かれた青森県秋季中学生ソフトテニス選手権大会(県ソフトテニス連盟主催)の男子個人戦で、むつ市立大平中の2年高橋煌星さん(14)と1年立花珀光(はくあ)さん(13)のペアが優勝した。同校はこれまでに団体で県大会優勝を果たしたことがあ.....
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 青森市で開かれた青森県秋季中学生ソフトテニス選手権大会(県ソフトテニス連盟主催)の男子個人戦で、むつ市立大平中の2年高橋煌星さん(14)と1年立花珀光(はくあ)さん(13)のペアが優勝した。同校はこれまでに団体で県大会優勝を果たしたことがあるが、個人戦ではベスト4が最高だった。下北勢としても60年ぶりの優勝となり、関係者が喜びに沸いている。[br][br] 同大会は本来1、2年生のみが出場できる。今年は新型コロナウイルスの影響で春、夏と県大会が中止となったため、特例として3年生の出場も認められ、約90ペアがエントリーした。[br][br] 男子個人戦は10月25日に開催。ソフトテニス部部長の高橋さんと、1年生エースの立花さんのペアは悪天候の中、6回勝ち抜いて決勝に進んだ。決勝の相手は県立三本木高付属中の向平優介さんと蛯名陽さんの2年生ペア。向平さんは高橋さんが小学生の時から一度も勝ったことがなかった相手だった。[br][br] しっかり守ろうと試合に臨んだが、1点も奪えずに1ゲームを落とした。相性が悪いこれまでのイメージもよみがえり、「このままだと負ける」(高橋さん)とプレーを切り替え、積極的に攻めた。[br][br] これが功を奏してか、互いに2ゲームずつ取得してファイナルゲームへ。最後もデュース続きのもつれる展開となったが、最後は高橋・立花ペアが11―9で競り勝った。[br][br] 高橋さんは「諦めずに押し切れた」、立花さんは「向かっていく気持ちで食い下がった」と激闘を振り返った。顧問の野澤新乃介教諭も「集中力を切らさずに頑張った」とたたえた。[br][br] 2人は10月28日、岩本浩也校長と野澤教諭と共に市役所を訪れ、宮下宗一郎市長に優勝を報告。宮下市長は「誉れ高い成績を残し、むつ、下北にとって明るいニュース。今後も活躍を期待したい」と祝福した。[br][br] 本年度は新型コロナで東北大会、全国大会ともに開催されない。来年度は県内各学校からマークされる存在になるが、高橋さんは「練習に励み、団体、個人ともに優勝できるよう頑張りたい」と力強く語った。青森県秋季中学生ソフトテニス選手権大会の男子個人戦を制した大平の高橋煌星さん(左から3人目)と立花珀光さん(同4人目)