「子どもたちに縄文の魅力伝えたい」八戸商高生が縄文土器型クッキーづくり 

生徒(右)と一緒に土器型クッキーを作る児童
生徒(右)と一緒に土器型クッキーを作る児童
青森県立八戸商業高(久保敬悦朗校長)商業科の3年生が10月31日、八戸市の是川縄文館でイベント「土器☆土器☆クッキー」を開いた。縄文の魅力を子どもたちに伝えようと生徒が企画。参加した小学生が、生徒と一緒に縄模様を付けた土器型クッキーを作り、.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
青森県立八戸商業高(久保敬悦朗校長)商業科の3年生が10月31日、八戸市の是川縄文館でイベント「土器☆土器☆クッキー」を開いた。縄文の魅力を子どもたちに伝えようと生徒が企画。参加した小学生が、生徒と一緒に縄模様を付けた土器型クッキーを作り、縄文文化に親しんだ。[br][br] イベントは、同科で縄文の魅力発信をテーマに課題研究をしている石田しずかさん(18)ら6人が考案。是川遺跡を含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界遺産登録に向け、子どもたちに縄文に興味を持ってほしいと思い、同館へ何度も足を運び準備してきた。[br][br] 参加した児童10人は、縄文人が食べていたというクルミを生地に混ぜ込み、土器型に成形。ココア生地で突起を付け、毛糸を使って縄模様を付けた。[br][br] 完成したクッキーをプレゼントされた児童は、「早く食べたいね」とわくわくした表情を見せた。[br][br] 市立白山台小2年の山田彩名さん(8)と西白山台小2年の髙森希さん(8)は「縄の模様を付けるのが楽しかった。お姉さんたちが優しかった」とにっこり。石田さんは「入念に準備してきたが、予想以上に時間がかかった。2回目も予定しているので、反省点を生かしたい」と意欲を見せた。生徒(右)と一緒に土器型クッキーを作る児童