【新型コロナ】八戸市、施設の利用者全員にPCR検査実施へ

新型コロナウイルスに感染した八戸市の80代以上女性が利用していた通所型介護施設で働く職員2人の感染判明を受け、市は31日、施設の利用者全員に対してPCR検査を実施する方針を示した。施設内で感染が広がっている可能性もあることから、状況の確認を.....
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 新型コロナウイルスに感染した八戸市の80代以上女性が利用していた通所型介護施設で働く職員2人の感染判明を受け、市は31日、施設の利用者全員に対してPCR検査を実施する方針を示した。施設内で感染が広がっている可能性もあることから、状況の確認を急ぐ。[br][br] 市によると、女性は週に2回程度、施設に通っていたが、22日以降は体調不良のため利用していなかった。女性の感染判明を受け、施設は30日から受け入れを休止。市は施設を通じて利用者に対し、自宅での待機を要請している。[br][br] 高齢者は感染による重症化のリスクが高いことから、市は接触の度合いにかかわらず、同施設の全利用者に当たる90人を対象にPCR検査を実施する予定。第一段階として女性が訪れた14、17、21日のいずれかに利用した38人を優先して検査を行っている。[br][br] 小林眞市長は「行動歴で全て把握できない部分もあるため、検査を進めていきながら、状況を把握していくことに尽きる」と強調。施設名の公表については「現時点では差し控える」としたものの、今後の感染状況を踏まえ、対応を検討するとした。