優れた大工の技と県産材の魅力発信 高級すし店の内装手掛ける/大山建工(五戸)

青森県産材を使用したカウンター(大山建工提供)
青森県産材を使用したカウンター(大山建工提供)
五戸町の「大山建工」(大山慎司社長)が青森県産木材をふんだんに使用し、福岡市の高級すし店の内装を手掛けた。数寄屋造りの技法を施しており、大工の優れた技量や県産材の魅力を発信している。 すし店は、ミシュランガイドで三つ星を獲得した「鮨(すし).....
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 五戸町の「大山建工」(大山慎司社長)が青森県産木材をふんだんに使用し、福岡市の高級すし店の内装を手掛けた。数寄屋造りの技法を施しており、大工の優れた技量や県産材の魅力を発信している。[br][br] すし店は、ミシュランガイドで三つ星を獲得した「鮨(すし)さかい」(同市)の姉妹店で、今年8月にオープンした「我逢人(がほうじん)」。[br][br] 丸太類は京都産を使っているが、大半は木目が美しい県産のスギとアカマツを使用。今年3月から20~50代の職人3人が現地入りし、カウンターや窓枠など内装全般を手掛けた。大山建工によると、すし屋のカウンターにスギを使うのは珍しく、大工の高度な技が随所にちりばめられている。[br][br] 顧客からも高い評価を得たといい、大山社長は「地元大工の技術の結晶で、和の雰囲気を感じられる内装に仕上がった」と話した。青森県産材を使用したカウンター(大山建工提供)