【新型コロナ】青森県、誹謗中傷対策でネット監視チーム

弘前市の飲食店クラスター発生後、初めて新型コロナウイルス関連で記者会見する三村申吾知事=30日、青森県庁
弘前市の飲食店クラスター発生後、初めて新型コロナウイルス関連で記者会見する三村申吾知事=30日、青森県庁
青森県は30日、新型コロナウイルスの感染者や濃厚接触者らに対する、インターネット上の誹謗(ひぼう)中傷や個人情報の拡散などに対処するため、「STOP!コロナ誹謗中傷」ネット監視チームを11月4日に設置すると発表した。県職員によるチームが悪質.....
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 青森県は30日、新型コロナウイルスの感染者や濃厚接触者らに対する、インターネット上の誹謗(ひぼう)中傷や個人情報の拡散などに対処するため、「STOP!コロナ誹謗中傷」ネット監視チームを11月4日に設置すると発表した。県職員によるチームが悪質な書き込みを見つけた場合、画面を保存した上でネットサービス管理者への削除依頼や警察、法務局への情報提供といった対策を講じる。[br][br] 同日の危機対策本部会議で明らかにした。[br][br] チームは環境生活部を中心とした数人程度の職員で構成。通常業務と兼務で、平日の勤務時間内にネットパトロールを実施し、悪質な書き込みの抑止を図る。 一方、三村申吾知事は弘前市の飲食店クラスター(感染者集団)が発生した後、新型コロナに関する記者会見を初めて開いた。[br][br] 現在、弘前保健所管内では感染経路が分かっていない複数の感染者がいるため、市中感染が疑われる状況だが、「厳しいが、濃厚接触者はかなり把握できていて、まだ市中感染には至っていない」との認識を示した。[br][br] 飲食店などへの休業要請について「弘前市が解除する方向で、県としても踏み込む段階ではない」と述べた。[br][br] 同市内のイベントに関し、11月1日までとしていた主催者に開催可否の検討を求める要請期間を8日まで延長。県武道館(同市)の休館も同日まで延ばした。弘前市の飲食店クラスター発生後、初めて新型コロナウイルス関連で記者会見する三村申吾知事=30日、青森県庁