門倉氏が青森で講演 多様なエネルギー源の必要性説く

多様なエネルギー源の必要性について説明する門倉貴史氏=29日、青森市
多様なエネルギー源の必要性について説明する門倉貴史氏=29日、青森市
東北エネルギー懇談会などによるエネルギー講演会が29日、青森市で開かれた。テレビ番組でも活躍するBRICs(ブリックス)経済研究所代表の門倉貴史氏がユーモアを交えつつ、多様なエネルギー源の必要性を説いた。 講演会は青森県エネルギー問題懇談会.....
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 東北エネルギー懇談会などによるエネルギー講演会が29日、青森市で開かれた。テレビ番組でも活躍するBRICs(ブリックス)経済研究所代表の門倉貴史氏がユーモアを交えつつ、多様なエネルギー源の必要性を説いた。[br][br] 講演会は青森県エネルギー問題懇談会連絡協議会と共催で毎年実施している。 冒頭、門倉氏は新型コロナウイルスの影響で冷え込む経済の実態をあらゆるデータから明示した。[br][br] 暗い話題から一転、寒い部屋で15分程度震えていると1時間の運動と同じ効果があるとの情報から「家に帰って15分暖房を付けなければ、節約とダイエットの一石二鳥」と冗談めいた説を披露し会場を沸かせた。[br][br] また、大胆な金融緩和政策で通貨の価値が下がるインフレが生じやすくなっているとの持論を展開し、「財産はインフレに強い株式や金で分割保有した方がいい」と強調した。[br][br] エネルギーの話題からは脱線している時間が長かったが、最後にはエネルギー源を財産の話になぞらえ「原子力や再生可能エネルギーを組み合わせることで、家計と環境の負担を減らせる」とまとめた。多様なエネルギー源の必要性について説明する門倉貴史氏=29日、青森市