三戸でガマズミ収穫始まる

晴天の下、真っ赤なガマズミを収穫する片ルリ子さん=28日午前11時ごろ、三戸町豊川
晴天の下、真っ赤なガマズミを収穫する片ルリ子さん=28日午前11時ごろ、三戸町豊川
三戸地方特産の果実「ガマズミ」が収穫期を迎えている。三戸町豊川の片ルリ子さん(65)の園地では28日、収穫が始まり、片さんらが、大きさ1センチ弱の真っ赤な実を摘み取る作業に励んだ。 ガマズミは地元で「ジョミ」と呼ばれ、またぎが山で狩猟をする.....
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 三戸地方特産の果実「ガマズミ」が収穫期を迎えている。三戸町豊川の片ルリ子さん(65)の園地では28日、収穫が始まり、片さんらが、大きさ1センチ弱の真っ赤な実を摘み取る作業に励んだ。[br][br] ガマズミは地元で「ジョミ」と呼ばれ、またぎが山で狩猟をする際に栄養補給のため食べたと伝わる。ポリフェノールやビタミンCなどが豊富に含まれ、味は爽やかな酸味が特徴。同地方では20年ほど前から栽培に取り組んでいる。[br][br] 秋晴れとなった同日は片さんと夫の範孝さん(64)のほか、弘前大でガマズミを研究する岩井邦久教授(57)やゼミ生3人も作業に参加。鈴なりの実を房ごとハサミで切り取り、次々とかごに入れた。収穫は11月中旬ごろまで続く。[br][br] 片さんは「健康にいいジョミを多くの人に味わってもらい、ファンをもっと増やしたい」と話した。収穫された実は圧搾し、果汁が飲料などに使われる。晴天の下、真っ赤なガマズミを収穫する片ルリ子さん=28日午前11時ごろ、三戸町豊川