青森県の産学官金融組織、台湾の関係者とウェブで意見交換

台湾の経済関係者とウェブを使って意見を交わす参加者=28日、青森市
台湾の経済関係者とウェブを使って意見を交わす参加者=28日、青森市
青森県内の産学官と金融機関で構成する「イノベーション・ネットワークあおもり」(代表・三村申吾知事)は28日、青森市で台湾の経済関係者とウェブを使い意見交換会を行った。「ポストコロナ時代における新産業創造への挑戦」をテーマに、現在の取り組みや.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 青森県内の産学官と金融機関で構成する「イノベーション・ネットワークあおもり」(代表・三村申吾知事)は28日、青森市で台湾の経済関係者とウェブを使い意見交換会を行った。「ポストコロナ時代における新産業創造への挑戦」をテーマに、現在の取り組みや展望を議論。両者の経済発展に向け、さらなる連携強化を図ることを確認した。[br][br] 意見交換には、県や商工団体、大学、金融機関など10機関のトップが出席。台湾からは政府や経済団体の関係者が参加した。[br][br] 八戸工業大の坂本禎智学長は、台湾の大学と連携協定を結ぶ予定を明らかにし、「農業分野でIT技術を活用した共同研究を考えたい」と意欲を示した。県商工会議所連合会の若井敬一郎会長は「台湾は先進技術が発展している。県内企業とのコラボで付加価値の高いビジネスにつながる」と期待した。[br][br] 台湾経済部国際貿易局の李冠志副局長は「台湾と青森は密な関係を築いてきた。新型コロナウイルスの期間も関係を維持し、企業のビジネスチャンス開拓のために尽力していく」と交流促進を誓った。[br][br] 同日は、県内企業が台湾企業に事業内容を紹介。産学官金連携の先進的事例を表彰する「イノベーションアワード」では、防災や農林水産業の振興に役立つ三次元測定技術の応用に取り組む興和(八戸市)が特別賞を受賞した。台湾の経済関係者とウェブを使って意見を交わす参加者=28日、青森市