新島襄寄港の地碑で碑前祭 風間浦村と同志社の交流継続

風間浦村と同志社の交流継続を誓った関係者
風間浦村と同志社の交流継続を誓った関係者
風間浦村下風呂地区の海峡いさりび公園にある学校法人同志社創立者・新島襄(じょう)(1843~90)の寄港の地碑前で23日、碑前祭が行われ、関係者が村と同志社の交流継続を誓った。 新島は1864(元治元)年、鎖国中の日本を飛び出して渡米。帰国.....
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 風間浦村下風呂地区の海峡いさりび公園にある学校法人同志社創立者・新島襄(じょう)(1843~90)の寄港の地碑前で23日、碑前祭が行われ、関係者が村と同志社の交流継続を誓った。[br][br] 新島は1864(元治元)年、鎖国中の日本を飛び出して渡米。帰国後、自由と良心に立つ人間を養成するキリスト教主義教育を実施するため、同志社大の前身となる同志社英学校を設立した。[br][br] 新島は渡米のため、東京から函館に向かう航海途中、激しい風と潮流を避けるために下風呂に寄港し、温泉に漬かった。このことが縁になり、村は1992年、交流基盤として記念碑を建立し、同志社との間で小中学生を中心とした交流事業を続けている。2012年には連携協力包括協定を締結した。[br][br] 碑前祭には村や同志社校友会青森県支部の関係者が出席。冨岡宏村長は「今後も各種交流事業の充実と発展に努め、絆を深めてまいりたい」とあいさつ。[br][br] 献花に続き、同支部の佐藤光彦支部長は「交流が続くことは双方にとって有意義なものと確信している。今後も一層のご厚情を賜りたい」と、新型コロナウイルスで来村を見合わせた八田英二総長のメッセージを代読した。風間浦村と同志社の交流継続を誓った関係者