ナガイモ収量平年並みの見通し 八戸農協が作柄検討会

試験掘りしたナガイモの作柄を確かめる生産者ら=20日、五戸町
試験掘りしたナガイモの作柄を確かめる生産者ら=20日、五戸町
八戸農協(本店・八戸市)は20日、五戸町川内にある同農協の冷蔵施設でナガイモの作柄検討会を開き、収量は平年並みとの見通しを示した。県産ナガイモは、新型コロナウイルスの影響で健康志向が強まっていることや、好調な内食需要を背景に安定した価格で取.....
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 八戸農協(本店・八戸市)は20日、五戸町川内にある同農協の冷蔵施設でナガイモの作柄検討会を開き、収量は平年並みとの見通しを示した。県産ナガイモは、新型コロナウイルスの影響で健康志向が強まっていることや、好調な内食需要を背景に安定した価格で取引されており、関係者は来月から始まる掘り取りと販売に向け、士気を高めた。[br][br] 検討会には三八地域の生産者や販売関係者が集まり、試験掘りした228本の調査結果を発表。例年、全国の市場関係者を招いているが、今回はコロナ対策で管内の関係者に参加を限定した。[br][br] 平均サイズは全長75・1センチ(平年74・9センチ)、重さ1170グラム(1156グラム)。芋の直径は最大が62・8ミリ(62・8ミリ)、最小が52・2ミリ(54・8ミリ)とほぼ平年並み。肥大期の9月に日照不足だった影響で、やや細い傾向という。[br][br] ながいも専門部の佐々木強部長は「天候が品質面に影響したが、量は確保できる。このままいい値段で推移してくれれば」と期待を込めた。[br][br] 2019年産の販売実績(9月末時点)は6591トン、16億5644万円だった。試験掘りしたナガイモの作柄を確かめる生産者ら=20日、五戸町