26年国スポ青森開催内定 冬季含め完全大会実現

日本スポーツ協会は8日の臨時理事会で、2026年の第80回国民スポーツ大会の冬季大会と本大会について、青森県での開催を内定した。県内で完全大会が開かれるのは、全国初の完全国体として開催された1977年のあすなろ国体以来、2度目となる。第25.....
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日本スポーツ協会は8日の臨時理事会で、2026年の第80回国民スポーツ大会の冬季大会と本大会について、青森県での開催を内定した。県内で完全大会が開かれるのは、全国初の完全国体として開催された1977年のあすなろ国体以来、2度目となる。第25回全国障害者スポーツ大会の26年県内開催も内定した。[br][br] 第80回大会は、25年の県内開催が16年に「内々定」していた。冬季大会については日本スポ協が昨年、開催を県に打診。県は受け入れを表明し、今年6月に日本スポ協などに開催を申請していた。[br][br] しかし、新型コロナウイルスの影響で、今年開催予定だった鹿児島国体と全国障害者スポーツ大会が延期に。日本スポ協、日本障がい者スポーツ協会、スポーツ庁、鹿児島県の4者は9月にトップ会談を開き、両大会を23年に開催することで合意したため、以降の大会は1年ずつ順送りになる方向となった。[br][br] 県は8月、1年延期案を提示した日本スポ協に対し「(冬季大会と本大会の)完全大会として実施できるなら理解する」と受け入れる回答をしていた。[br][br] 8日の開催内定を受け、三村申吾知事は「古里の良さに気づく国スポとなるよう、県スポーツ協会、県教委とともに、市町村や県競技団体などと一体となり、開催準備を着実に進める」とのコメントを出した。[br][br] 第80回大会と第25回全国障害者スポーツ大会は、23年に開催が正式決定する予定。