八戸商議所が市に重点要望

小林眞市長(右)に要望書を手渡す河村忠夫会頭=8日、八戸市庁
小林眞市長(右)に要望書を手渡す河村忠夫会頭=8日、八戸市庁
八戸商工会議所(河村忠夫会頭)は8日、八戸市に対し、中小企業や小規模事業者への新型コロナウイルス対策費の予算拡充などを盛り込んだ要望書を提出し、2021年度の市の施策に反映するよう求めた。 市への要望は次年度の予算編成前に毎年行っている。最.....
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 八戸商工会議所(河村忠夫会頭)は8日、八戸市に対し、中小企業や小規模事業者への新型コロナウイルス対策費の予算拡充などを盛り込んだ要望書を提出し、2021年度の市の施策に反映するよう求めた。[br][br] 市への要望は次年度の予算編成前に毎年行っている。最重点は▽市中小企業・小規模企業振興基本条例の制定▽中小企業対策予算の拡充▽八戸港の活性化と国際拠点港湾指定の推進―など6項目。重点は▽地域雇用環境の動向を踏まえた雇用対策の強化▽観光関連産業の回復に向けた施策の展開―など18項目を盛り込んだ。[br][br] この日は河村会頭と各副会頭が市庁を訪ね、小林眞市長に要望書を手渡した。河村会頭は「多くの中小企業は新型コロナで業績が悪化している。地域産業の維持のため、要望の実現をお願いしたい」と強調。小林市長は「要望内容は全て意味のある重要なものだ。どのような形で来年度の施策につなげられるか考えたい」と応じた。[br][br] 市は11月下旬をめどに、要望に対する回答をする予定だ。小林眞市長(右)に要望書を手渡す河村忠夫会頭=8日、八戸市庁