琥珀の採掘体験 地域ならではの産業に理解深める/久慈工高

琥珀の採掘を体験する久慈工業高生
琥珀の採掘を体験する久慈工業高生
野田村の岩手県立久慈工業高(日當仁己校長)が、地域の資源や産業を活用した学習活動を進めている。9月28日は2年生約30人が久慈市で琥珀(こはく)の採掘を体験し、地域ならではの産業に理解を深めた。 小規模校を対象とした県教委の「高校の魅力化促.....
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 野田村の岩手県立久慈工業高(日當仁己校長)が、地域の資源や産業を活用した学習活動を進めている。9月28日は2年生約30人が久慈市で琥珀(こはく)の採掘を体験し、地域ならではの産業に理解を深めた。[br][br] 小規模校を対象とした県教委の「高校の魅力化促進事業」の一環。特色を打ち出すことで地元の小中学生の高校に対する理解を深め、入学者の確保につなげる狙いもある。[br][br] 同校では本年度、1年生が野田村の塩、2年生が久慈市の琥珀について学ぶ。この日は2年生が同市小久慈町の久慈琥珀を見学、採掘も体験し、授業でも学ぶ研磨加工や掘削といった技術が現場でどう生かされているかを学んだ。[br][br] 建設環境科の笹原颯月(ふうが)さんは「琥珀の加工は緻密で、職人の技のすごさを感じた。地道な採掘作業の大変さも身にしみて分かった」と話していた。琥珀の採掘を体験する久慈工業高生