農作業車にアマビエ交通安全お守り/二戸署

農作業車にお守りを取り付ける吉岡ミチエさん(中央)
農作業車にお守りを取り付ける吉岡ミチエさん(中央)
農作業車の交通事故被害防止に向け、二戸警察署(南部一成署長)は、疫病をはらうとされる妖怪「アマビエ」の絵を貼り付けた、反射材付きの交通安全お守りを作った。17日は軽米町で車両への取り付け式が行われ、参加者が農繁期の無事故を願った。 お守りは.....
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 農作業車の交通事故被害防止に向け、二戸警察署(南部一成署長)は、疫病をはらうとされる妖怪「アマビエ」の絵を貼り付けた、反射材付きの交通安全お守りを作った。17日は軽米町で車両への取り付け式が行われ、参加者が農繁期の無事故を願った。[br] お守りは、秋の全国交通安全運動(21~30日)に合わせて作製した。同署管内では2017年、農作業車の重傷・死亡事故が2件発生。同年11月には、町内の大宮沢トンネルで、トラクターを運転していた同町の男性がワゴン車に追突されて亡くなる事故があった。[br] こうしたことから、同署は農作業車の事故撲滅と新型コロナウイルスの収束の願いを込めてお守りを作製。アマビエの絵は、17年11月の死亡事故で捜査を担当した、交通課の佐々木貴大巡査部長が手掛けた。[br] この日は、死亡した男性の妹吉岡ミチエさん(66)の自宅近くに交通安全関係者らが集まり、結束バンドでお守りを車両に取り付けた。吉岡さんは「兄が亡くなって以来、生活はすっかり変わった。1件でも事故がなくなることを祈っている」と話した。[br] 今後は啓発活動として、署員がパトロール中に農作業車の運転手らにお守りを配布する。農作業車にお守りを取り付ける吉岡ミチエさん(中央)