八戸市が企業誘致促進へ 10月から「産業立地オンラインフェア」

新型コロナウイルスに対応した地元産業情報の発信に向け、八戸市は10月1日、「八戸産業立地オンラインフェア」をスタートさせる。コロナ禍で首都圏などを会場とした恒例のセミナーが中止になる中、八戸港や工業団地を有する市の立地環境などをオンラインで.....
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 新型コロナウイルスに対応した地元産業情報の発信に向け、八戸市は10月1日、「八戸産業立地オンラインフェア」をスタートさせる。コロナ禍で首都圏などを会場とした恒例のセミナーが中止になる中、八戸港や工業団地を有する市の立地環境などをオンラインでPRし、企業誘致の促進につなげたい考えだ。[br] 市産業労政課によると、産学官金で構成する市企業誘致促進協議会のホームページ上にオンラインフェアの特設ページを開設。市や八戸港、企業立地に関わる支援制度の紹介のほか、市内に進出した誘致企業のインタビューや市長の動画メッセージなどを発信する。[br] オンラインビデオ会議システムを活用した相談窓口も開設し、担当職員が企業立地に関する相談などに対応する。フェアの開催期間は12月28日までの予定。[br] 市は毎年、東京と名古屋市の両会場で八戸セミナーを開催し、企業誘致などをアピールしてきたが、今年は新型コロナの影響を踏まえて実施を見送った。[br] 小林眞市長は「コロナ禍で地方への関心の高まりが予想される。新しい企業誘致活動の一環としてバーチャルでの産業立地フェアを開催し、市内に事業拠点の開設を検討してもらえるよう、八戸の立地環境をPRしたい」と話している。