「モノが語る戦争」展 19日から/三沢市歴史民俗資料館

明治から昭和にかけての戦争に関する品を紹介する企画展会場
明治から昭和にかけての戦争に関する品を紹介する企画展会場
三沢市教委主催の企画展「モノが語る戦争」が19日、同市三沢淋代平の市歴史民俗資料館研修室で始まる。軍服や、軍隊が占領地で通貨の代わりに使うために発行された軍用手票など、明治から昭和にかけての戦争に関する品約260点を展示する。市教委は17日.....
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 三沢市教委主催の企画展「モノが語る戦争」が19日、同市三沢淋代平の市歴史民俗資料館研修室で始まる。軍服や、軍隊が占領地で通貨の代わりに使うために発行された軍用手票など、明治から昭和にかけての戦争に関する品約260点を展示する。市教委は17日、報道関係者に会場を公開し、「今年は終戦から75年の節目。展示品を見て、戦争について考え、平和への思いを深めてもらいたい」と広く来場を呼び掛ける。12月27日まで。[br] 市教委によると、同市在住の山本紀雄さんが昨年6月、個人で収集した約440点を、学校教育などに役立ててほしい―と市教委に寄贈。市教委は、多くの人に当時の生活を見つめ直して平和の尊さを感じてもらおう、と展示を企画した。[br] 企画展では、ラッパや水筒といった軍用品や除隊記念で作られた杯、戦地の様子を絵で伝えた戦況画報、日本の軍艦を描いた少年誌の付録などを紹介する。[br] 同資料館の入館料は一般100円、小中学生50円、未就学児無料。毎週土曜は小中学生の入館料が無料。来館者にはマスクの着用や入館前の検温を求める。[br] 開館時間は午前9時~午後5時(11月1日から午後4時まで)。最終入館は閉館30分前。休館日は毎週月曜(祝日の場合は翌日)。明治から昭和にかけての戦争に関する品を紹介する企画展会場