八戸市議会正副議長交代 議長に森園氏、副は三浦氏

森園秀一氏
森園秀一氏
八戸市議会は17日の定例会で、壬生八十博議長と夏坂修副議長が「一身上の都合」で辞任したため、正副議長選を実施した。新議長には、第一会派、自民・市民クラブの森園秀一氏(61)=当選4回=、新副議長には、第二会派、きずなクラブの三浦博司氏(42.....
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 八戸市議会は17日の定例会で、壬生八十博議長と夏坂修副議長が「一身上の都合」で辞任したため、正副議長選を実施した。新議長には、第一会派、自民・市民クラブの森園秀一氏(61)=当選4回=、新副議長には、第二会派、きずなクラブの三浦博司氏(42)=同=をそれぞれ選出した。議長は41代目、副議長は42代目となる。[br] 選挙は無記名方式で実施した。議長選は、投票総数32のうち、森園氏が27票、共産党の田端文明氏が3票を獲得。無効が2票だった。[br] 副議長選は、三浦氏が27票、共産の苫米地あつ子氏が3票、無効2票だった。[br] 議場での就任あいさつで森園氏は「市の発展、市民福祉の向上に誠心誠意努める」、三浦氏は「市民に開かれ、信頼される議会運営に携わりたい」とそれぞれ抱負を述べた。[br] 同市議会では、現職が任期途中で辞任し、第一、第二会派を中心にポストを分け合うのが慣例化している。第一、二会派以外の一部の会派からは、ポストのたらい回しではないか―と批判の声が上がった。[br] 共産党会派は取材に「ころころと変わるほど、議長職は軽いものなのか。任期はまっとうすべき」と非難。新緑・無所属の会は「度々変われば、誰が議長か分からなくなり、市民との距離が離れる」と指摘した。森園秀一氏