コロナ影響、53校が修学旅行中止/青森県内公立小中

新型コロナウイルスの感染拡大で延期や中止が相次いでいる修学旅行について、青森県は17日、県内市町村立小中学校の実施状況を公表した。小学校で7校、中学校では46校が中止を決定。既に実施した学校のうち、小学校5校、中学校2校が県内を修学旅行先に.....
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 新型コロナウイルスの感染拡大で延期や中止が相次いでいる修学旅行について、青森県は17日、県内市町村立小中学校の実施状況を公表した。小学校で7校、中学校では46校が中止を決定。既に実施した学校のうち、小学校5校、中学校2校が県内を修学旅行先に選んだという。[br] 同日の県議会商工労働観光エネルギー常任委員会で県が明らかにした。[br] 県は、比較的感染状況が落ち着いている県内を修学旅行先に選んでもらおうと、7月に助成制度を創設。全国の小中高校、特別支援学校を対象に、県内に宿泊することを条件とし、企画した旅行業者に補助金を交付している。[br] 助成金の活用を促すため8月下旬から9月上旬にかけて県内で調査を実施。小学校は267校のうち224校、中学校は152校のうち120校が回答した。[br] 調査によると、小学校は31校が実施済みで、172校が実施を予定し、14校が検討中とした。中学校では2校が実施し、60校が実施予定、12校が検討と回答した。[br] 助成制度の活用状況は16日までに県内外から79件の申請があった。そのうち県内は29件で小学校が多く、県外は50件で中学校の活用が多い傾向にあるという。