青森県内100歳以上685人 最高齢者は男性が青森市の109歳、女性は南部町の108歳

青森県は15日、県内の100歳以上の高齢者数(9月1日現在)が685人と前年を94人上回り、1963年の調査開始以来、最多になったと発表した。600人を超えたのは初めて。男女の内訳は男性78人(前年比23人増)、女性607人(71人増)で全.....
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 青森県は15日、県内の100歳以上の高齢者数(9月1日現在)が685人と前年を94人上回り、1963年の調査開始以来、最多になったと発表した。600人を超えたのは初めて。男女の内訳は男性78人(前年比23人増)、女性607人(71人増)で全体の約9割を女性が占めた。[br] 県は毎年、「敬老の日」に合わせて100歳以上の高齢者数をまとめている。県内の100歳以上のお年寄りは2001年度に初めて100人を突破。04年度の149人から右肩上がりで増加し、16年度に初めて500人を超えた。[br] 県によると、20年度中に100歳を迎えた、または迎える高齢者は424人(104人増)で、内訳は男性61人(16人増)、女性363人(88人増)。人口10万人当たりの人数は54・98人と全都道府県中39位。最も多かったのは島根で127・60人。 県内六つの老人福祉圏域別では人口10万人当たりの人数が最も多いのは西北五の72・18人。県南地方は八戸47・99人、上十三69・77人、下北59・43人だった。[br] 県内の最高齢者は、男性が青森市の小笠原末吉さんで109歳、女性は南部町の福田トクヱさんで108歳。[br] 厚生労働省の発表によると、全国の100歳以上の高齢者は過去最多の8万450人となり、初めて8万人を突破した。50年連続で増加し、昨年から9176人増えた。女性が88・2%を占めた。