達増知事「復興からふるさと振興へ」 大震災9年半迎え決意

定例会見で東日本大震災から9年半への思いを語る達増拓也知事=11日、岩手県庁
定例会見で東日本大震災から9年半への思いを語る達増拓也知事=11日、岩手県庁
東日本大震災の発生から9年半を迎えた11日、多くの被災地を抱える岩手県の達増拓也知事は定例会見で「さまざまな困難を乗り越え、復興からふるさと振興へと進めていく」と決意を語った。 これまで実施してきた復興事業については「暮らしや仕事に役立ち、.....
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 東日本大震災の発生から9年半を迎えた11日、多くの被災地を抱える岩手県の達増拓也知事は定例会見で「さまざまな困難を乗り越え、復興からふるさと振興へと進めていく」と決意を語った。[br] これまで実施してきた復興事業については「暮らしや仕事に役立ち、安全を確保するための基盤は震災前よりも整備された」と振り返った。今後の課題には、被災者の心と体のケアやコミュニティーづくり、なりわいの再生などを挙げた。[br] 現在は新型コロナウイルスの流行といった困難にも直面しているが、「できるだけ計画を遅らせないように事業を進めたい」とし、「時間がたつほど必要になる支援もある。被災者に寄り添う姿勢をきちんと続けていく」と力を込めた。定例会見で東日本大震災から9年半への思いを語る達増拓也知事=11日、岩手県庁