【十和田市長選】市議の大半が現職支持へ

4選出馬を表明した小山田久市長(左)を激励に訪れた市民連合クラブ=10日、十和田市
4選出馬を表明した小山田久市長(左)を激励に訪れた市民連合クラブ=10日、十和田市
12年ぶりの選挙戦が濃厚となっている十和田市長選(来年1月17日告示、24日投開票)。現職の小山田久氏(73)が9日に4選出馬を表明したのに続き、前青森中央学院大准教授の佐藤淳氏(52)=同市=が12日に出馬会見を予定する。選挙の構図が固ま.....
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 12年ぶりの選挙戦が濃厚となっている十和田市長選(来年1月17日告示、24日投開票)。現職の小山田久氏(73)が9日に4選出馬を表明したのに続き、前青森中央学院大准教授の佐藤淳氏(52)=同市=が12日に出馬会見を予定する。選挙の構図が固まりつつある中、市議会は2大会派を中心に市議21人の大半が現職支持に回る見通しだ。[br] 小山田市政の支援を基本路線としてきた市議会第1会派・市民連合クラブ(10人)。10日は市長室を激励に訪れた。豊川泰市会長は「会派として支持を決めたのではない。個人個人の考えで来た」としたが、会派の全員が顔をそろえ、考えが透けた。[br] 第2会派・自民公明クラブ(9人)は小山田氏支持を既に決めた。9日の一般質問で出馬の意向を引き出した石橋義雄会長は「会派を超えた市議団として支持できれば。市民連合クと協議したい」と意欲を示す。[br] 1人会派の小笠原良子議員(共産)は「本来なら候補者を出したい」とし、いずれも支持しない考え。野月一博議員(令和無心会)は「市民のためにも選挙で選ばれるべきだ」と述べるにとどめる。4選出馬を表明した小山田久市長(左)を激励に訪れた市民連合クラブ=10日、十和田市