洋上風力、年度内にゾーニングマップ/久慈市議会一般質問

久慈市議会は一般質問最終日の9日、1会派の代表者と3議員が登壇した。市が洋上風力発電導入に向けて進める実証事業に関し、遠藤譲一市長は、本年度内に同市沖海域で導入可能なエリアを示したゾーニングマップを作成し、公表する考えを示した。 時間を要す.....
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 久慈市議会は一般質問最終日の9日、1会派の代表者と3議員が登壇した。市が洋上風力発電導入に向けて進める実証事業に関し、遠藤譲一市長は、本年度内に同市沖海域で導入可能なエリアを示したゾーニングマップを作成し、公表する考えを示した。[br] 時間を要するゾーニングを自治体が行うことで、企業の進出を促進する環境省の委託事業で、3年目の本年度が最終年度となる。これまでに鳥類や藻場、景観、水産物、風の状況などを調査したほか、漁業者への聞き取りを進めてきた。[br] 嵯峨孝和企業立地港湾部長は、国のガイドラインに沿った平均出力35万キロワットの洋上風力が整備される場合、一般的な事業規模は2200億円を超えるとの見通しを説明した。[br] 遠藤市長は「久慈港における関連産業の創出や雇用の拡大など、市内経済に大きな効果が期待できる」と述べた。