弘大COIが文科大臣賞/短命県返上の取り組みで

全国イノベーション推進機関ネットワーク(東京)は8日、地域産業の振興、活性化に優れた成果を上げている取り組みを表彰する「イノベーションネットアワード」を発表した。最高賞の一つである文部科学大臣賞には、弘前大が民間企業や行政と連携して行う「弘.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 全国イノベーション推進機関ネットワーク(東京)は8日、地域産業の振興、活性化に優れた成果を上げている取り組みを表彰する「イノベーションネットアワード」を発表した。最高賞の一つである文部科学大臣賞には、弘前大が民間企業や行政と連携して行う「弘前大COI(センター・オブ・イノベーション)」の青森県民の「短命県返上」に向けたプロジェクトが選ばれた。[br] 受賞したのは、短命県の返上という地域的な課題解決のため、弘前市岩木地区の住民健診から得られた2千項目のデータを基に、疾患の発症予測や予防法の確立を目指す取り組み。地域貢献に向けた大学や高専などによる産学官連携が最も優秀と評価された。[br] COIの拠点長を努める中路重之同大特任教授は「今後も自信を持って健康づくりを県民に広げていく」と語った。