【新型コロナ】誹謗中傷拡大受け、久慈市長「冷静な行動を」

久慈市の遠藤譲一市長は7日の定例会見で、市内で新型コロナウイルス感染症の患者に対する誹謗(ひぼう)中傷やデマが広がっているとして、「相手を傷つけるだけでなく、感染が疑われる方の発見を遅らせかねない」と述べ、市民に冷静な行動を求めた。 市によ.....
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久慈市の遠藤譲一市長は7日の定例会見で、市内で新型コロナウイルス感染症の患者に対する誹謗(ひぼう)中傷やデマが広がっているとして、「相手を傷つけるだけでなく、感染が疑われる方の発見を遅らせかねない」と述べ、市民に冷静な行動を求めた。[br] 市によると、市役所への電話やインターネット上で、患者を特定しようとしたり、臆測で患者や家族を誹謗中傷したりする行為が確認されている。会員制交流サイト(SNS)では一時、患者の家族が自殺したとのデマも見られたという。[br] 市は定期的に、防災行政無線やメール配信サービスで誹謗中傷を慎むようメッセージを発信している。遠藤市長は「明日はわが身、という意識を持ってほしい。一人一人に理解してもらえるまで繰り返し呼び掛けたい」と強調した。[br] 市内では8月に計5人の患者が発生したが、全員が回復して退院している。