水稲刈り取り 県南は16~26日適期

青森県「攻めの農林水産業」推進本部は4日、水稲の刈り取り適期予想を発表した。県南地方は9月16~26日、津軽地方は同12~17日の見込み。今年は昨年に引き続き気温が高い傾向にあり、適期が数日早まる可能性がある。同本部は暑さに弱い県産米「つが.....
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青森県「攻めの農林水産業」推進本部は4日、水稲の刈り取り適期予想を発表した。県南地方は9月16~26日、津軽地方は同12~17日の見込み。今年は昨年に引き続き気温が高い傾向にあり、適期が数日早まる可能性がある。同本部は暑さに弱い県産米「つがるロマン」の胴割れに注意を呼び掛けているほか、刈り遅れの防止徹底を求めている。[br] 刈り取り適期の目安は、地域気象観測システム(アメダス)の設置市町村の出穂最盛期から積算した気温が計960度に到達した日を基に推計している。[br] 出穂最盛期から推計した刈り取り適期の目安は三戸16日、八戸、十和田18日、野辺地、大間22日、むつ、脇野沢24日、小田野沢25日、三沢、六ケ所26日。[br] 県は4日、黒石市で開いた生産者向けの研修会でアメダスを設置する全市町村で出穂後6~10日の平均気温が平年を上回ったことなどを報告した。[br] 9~11月は暖かい空気に覆われやすく、高温傾向が続く可能性が高い。収量は、平年並みか平年を上回る見通し。県農産園芸課によると、県産主力米「まっしぐら」は暑さに強いため、品質などへの影響はない。[br] 良質米の生産に向け、同課の近藤幹三課長は取材に「もみの黄化状況や積算温度に気を付けてほしい」と注意喚起した。