大型クラゲ、青森県南の海域中心に出現/漁業者に注意呼び掛け

青森県は2日、漁の妨げとなる大型クラゲが県の太平洋側を中心に発生しているとして、県内漁業者に注意を呼び掛けた。通常より1カ月早い8月上旬から県南の海域を中心に出現しており、「引き続き現れる可能性があるので気を付けてほしい」としている。 大型.....
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 青森県は2日、漁の妨げとなる大型クラゲが県の太平洋側を中心に発生しているとして、県内漁業者に注意を呼び掛けた。通常より1カ月早い8月上旬から県南の海域を中心に出現しており、「引き続き現れる可能性があるので気を付けてほしい」としている。[br] 大型クラゲは、日本海から太平洋まで幅広く生息する。全長は0・6~1・0メートル。有毒で、漁の邪魔になりやすい。過去には大量発生して県内漁業に数十億円規模の被害をもたらした。[br] 県によると、8月10日に泊前沖(六ケ所村)で確認された。27日には深久保沖(八戸市)で15個体、29日には大久喜沖(同)で30個体と、発見が相次いでいる。大量発生ではなく、漁被害は出ていないという。[br] 県水産振興課の山中崇裕課長は「今後大量発生するかは分からないが、見つけた際は県庁か近くの県水産事務所に連絡してほしい」と呼び掛けた。