事業者のコロナ対策推進 むつ市が条例制定へ

むつ市は24日、市内事業所の新型コロナウイルス感染症対策を推進する条例を制定する方針を明らかにした。感染症対策の現状把握などを定期的に行う規定を設けて事業所の安全を確保する。市民らが安心して経済活動できる体制整備を法的な根拠を持って進める。.....
有料会員に登録すれば記事全文をお読みになれます。デーリー東北のご購読者は無料で会員登録できます。
ログインの方はこちら
新規会員登録の方はこちら
お気に入り登録
週間記事ランキング
 むつ市は24日、市内事業所の新型コロナウイルス感染症対策を推進する条例を制定する方針を明らかにした。感染症対策の現状把握などを定期的に行う規定を設けて事業所の安全を確保する。市民らが安心して経済活動できる体制整備を法的な根拠を持って進める。[br] これまで市は、感染予防対策を講じる200以上の事業所を「あんしん飲食店」などと認定し、プレートやポスターを配る取り組みを実施してきた。認定のみで終わらず、安全性を今後も担保していくため、条例では市の保健師による定期的な立ち入り検査の実施などを規定。市としても感染症の情報提供や、消毒のための次亜塩素酸水提供などで事業者を支援する。[br] 条例案は25日から始まる市議会定例会に提案する。宮下宗一郎市長は事業所とコミュニケーションを取りながら対策に取り組む姿勢を示し、「経済活動を安全に展開するきっかけになると考えている」と語った。